可能性とは
作業による災害の出現頻度(可能性)
重大性とは
作業による災害がもたらすケガ等の重篤度(重大性)
評価・見積りとは
可能性と重大性を組み合わせて危険性・有害性を評価し、そのリスクの大きさを決定する
優先度とは
見積もられた危険性・有害性を5段階に分類し、高い危険度から低減する順番
■効果的なリスクアセスメントによるKYK
客観性を取り入れた危険予知活動を行うことで、作業を進める過程で、どのような危険・障害が存在するのか、それがどのような災害・事故に繋がるかを検討し、ただ作業する内容を考えるのではなく、潜在する危険や災害の発生を事前にイメージ(考える)する必要があります。
また、作業する現地で行うことでイメージを持ちやすく、離れた場所では気がつかない危険性を感じることが出来ます。
他社(ほかの作業員)との混在作業がある現場の場合は、自分たちの危険だけを考えるのではなく、混在作業による危険も考慮する必要があります。もちろん自分たちが受ける危険・災害もあるので、作業における行動に注意し、作業間の連絡調整を実施し作業員全員へ周知することも大切です。
■全員参加のKYK(危険予知活動)
作業員全員が参加し危険性・有害性を洗い出す(探し出す)ことが大切です。みんなで発言することにより、一人では気がつかなかった危険を発見出来たり、作業する際に安全への意識が高く変化するでしょう。同じ意見であっても、その危険性が重要なことかもしれません。常に危険予知を行う環境にすることで現場の安全が継続出来るものと思います。