■SDGsとは
SDGs(エス・ディー・ジーズ:Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
■SDGsの構造
17のゴールは、①貧困や飢餓、教育など未だに解決を見ない社会面の開発アジェンダ、②エネルギーや資源の有効活用、働き方の改善、不平等の解消などすべての国が持続可能な形で経済成長を目指す経済アジェンダ、そして③地球環境や気候変動など地球規模で取り組むべき環境アジェンダといった世界が直面する課題を網羅的に示しています。SDGsは、これら社会、経済、環境の3側面から捉えることのできる17のゴールを、統合的に解決しながら持続可能なよりよい未来を築くことを目標としています。
■SDGsの特徴
前身のMDGs(Millennium Development Goals:ミレニアム開発目標)は主として開発途上国向けの目標でしたが、SDGsは、先進国も含め、全ての国が取り組むべき普遍的(ユニバーサル)な目標となっています。(図1)しかしながら、これらの目標は、各国政府による取組だけでは達成が困難です。企業や地方自治体、アカデミアや市民社会、そして一人ひとりに至るまで、すべてのひとの行動が求められている点がSDGsの大きな特徴です。まさにSDGs達成のカギは、一人ひとりの行動に委ねられているのです。
■人間の安全保障との関連性
我が国は脆弱な立場にある一人一人に焦点を当てる「人間の安全保障」の考え方を国際社会で長年主導してきました。「誰一人取り残さない」というSDGsの理念は、こうした考え方とも一致するものです。
■SDGs達成に向けて
2019年9月に開催された「SDGサミット」で、グテーレス国連事務総長は、「取組は進展したが、達成状況には偏りや遅れがあり、あるべき姿からはほど遠く、今、取組を拡大・加速しなければならない。2030年までをSDGs達成に向けた『行動の10年』とする必要がある」とSDGsの進捗に危機感を表明しました。
2020年、新型コロナウイルス感染症が瞬く間に地球規模で拡大したことからも明らかなように、グローバル化が進んだ現代においては、国境を越えて影響を及ぼす課題に、より一層、国際社会が団結して取り組む必要があります。SDGs達成に向けた道のりは決して明るいものではありません。だからこそ、「行動の10年」に突入した今、私たち一人ひとりにできることをしっかりと考え、一歩踏み出す姿勢が求められています。
2020年、新型コロナウイルス感染症が瞬く間に地球規模で拡大したことからも明らかなように、グローバル化が進んだ現代においては、国境を越えて影響を及ぼす課題に、より一層、国際社会が団結して取り組む必要があります。SDGs達成に向けた道のりは決して明るいものではありません。だからこそ、「行動の10年」に突入した今、私たち一人ひとりにできることをしっかりと考え、一歩踏み出す姿勢が求められています。
大起建設株式会社が【達成に取り組む10のゴール】
働きがいのある会社づくりを目指して
現場環境改善を積極的に進め、従業員が健康で明るく元気に働けるよう『働き方改革』に取り組んでいます。
・健康管理の実施
・リフレッシュ休暇の導入
・諫早こども食券プロジェクトへの協賛
・スポーツ交流会の開催
・安全衛生コンサルタントによる安全活動
・高校生インターンシップの実施
・定期的ミーティングによる情報・意識共有
・定年後の再雇用・嘱託就業
・女性技術者の雇用
・現場での仮設女性専用トイレの推進
住みやすい街、安全な社会を目指して
経済を支える一企業として、安全第一を最優先に事故災害ゼロを目標として産業・技術革新の推進に取り組んでいます。
・ISO9001 ISO14001 ISO45001認証取得
・ZOOM会議導入(移動時間削減→化石燃料削減)
・「建設ディレクター」
・4週8休の実施
・ICT技術
・業務の効率化(クラウドソフト、積算ソフトの導入)
・グループ社員寮
国際交流のある企業を目指して
外国人技能実習生や高度技能者と従事することで、日本の技術や知識を学べる機会をつくり国際的なコミュニケーションを図る取り組みを行っています。
・外国人高度技術者の採用(ミャンマー)
・外国人技能実習生の受け入れ(ベトナム)
住み続けられる緑豊かな国を目指して
防災・減災、国土強靭化を行い、災害時に人命・経済・暮らしを支える取り組みを行っています。
・インフラの強靭化(本明川ダム、国道関連工事)
・過積載防止の取り組み
・地域社会への貢献
・定期的なボランティア活動
・降雪時の凍結防止対策
・区画整理事業
・橋梁耐震補強
グループパートナーシップ
宅島グループパートナーシップ
・グループスローガン
・宅栄会
・安全協力会
SDGs認定証
長崎県SDGs登録証
登録期間:令和6年4月1日から令和9年3月31日まで